喉仏周辺の脱毛は、甲状腺という重要な器官があるため、安全性を確保するうえで特に注意が必要な部位だ。
このため、一般的なサロンではリスクが高く、対応が難しいケースが多い。
この記事では、喉仏や首の脱毛における注意点と、医療機関での脱毛がなぜ安心であるかを解説する。
また、少量の毛を確実に処理するための美容電気脱毛のメリットについても触れ、適切な脱毛方法を紹介していく。
喉仏の脱毛ができない理由
喉仏（甲状腺付近）の脱毛ができない店舗が多いのは特にデリケートだから
喉仏周辺の脱毛が難しいのは、この部位が体にとってとてもデリケートで、特に注意が必要な場所だからである。
首の前面にある喉仏のすぐ近くには「甲状腺」というホルモンを作る重要な器官があり、これが首の健康や体全体のバランスを保つ大事な役割を果たしている。
この甲状腺の周辺に毛が生えているからといって、そこを無理に脱毛しようとすると、体に悪い影響を及ぼすリスクがあるのだ。
一般的な脱毛では「医療レーザー脱毛」や「光脱毛」といった方法がよく使われる。
- クリニック：医療レーザー脱毛
- サロン：光脱毛
これらは強い光を毛根に照射して毛の再生を防ぐものだが、特にレーザーは高エネルギーを使っているため、誤って甲状腺に照射してしまうと甲状腺に負担をかける可能性がある。
こうした理由から、医師の指導や管理がないサロンでは、特に喉仏周辺への照射を避けるようにしているのである。
医療脱毛を行うクリニックには医師が在籍しており、患者の体にリスクがないように管理がなされているが、一般のサロンでは医師が常駐していないため、安全を優先して喉仏周辺の脱毛を控えていることが多い。
また、サロンによっては甲状腺付近のデリケートな部位は断固として施術対象外としており、トラブルを未然に防ぐためにこの方針を徹底しているのだ。
さらに、喉仏周辺の皮膚は他の部位と比べても特に薄く、非常に敏感である。
例えば、喉仏周辺の皮膚の厚さは、具体的には約0.5～1.5ミリメートル程度であり、非常に薄い。
首の皮膚全体も比較的薄いのだが、喉仏付近は特にデリケートで、顔に近い皮膚のように敏感なのだ。
これに対し、腕や脚の皮膚は厚みがあり、平均で約2～3ミリメートルほど。こうした部位は外部の刺激や摩擦に強く、脱毛時の光や熱にも耐性がある程度あるため、脱毛の際の痛みも少ない。
また、喉仏のある首元は、衣類や動作で摩擦が多くなりがちで、皮膚も薄く、刺激に敏感である。
脱毛後に赤みや炎症が起こりやすく、悪化するリスクがあるため、特に医師がいないサロンでは慎重に避けることが多いのである。
喉仏に毛が生える理由は男性ホルモンの影響
喉仏周辺に生える毛は、一般的に「喉毛（のどげ）」と呼ばれる。
これは特に男性に多く見られる毛であり、その原因は「男性ホルモン」による影響が大きい。
人間の体には、「ホルモン」という体の成長や変化を調整する物質があり、男性ホルモンはその中でも男性らしい体つきを作ったり、毛の成長に影響を与えたりする役割を持つ。
特に、男性ホルモンは思春期を迎える頃から体の中で急激に増え始める。
この時期になると、男性ホルモンの影響で顔や首、胸、腕、足など、さまざまな部位に新しく毛が生えてくることが増えるのである。
特に首元や顎の周りは、男性ホルモンの影響を受けやすい部分であるため、喉仏の周りにも毛が生えやすくなるのだ。
また、男性ホルモンは全ての男性が持っているが、量には個人差がある。
そのため、喉毛が生えてくる量や濃さも、人によって異なる。
例えば、ホルモンの分泌が多い人の場合、喉仏周辺に濃い毛が生えることもあれば、少しだけ生える人もいる。
人によっては、ほんの数本しか生えない場合もあり、一方で首全体にわたって目立つ毛が生える人もいる。
このように、喉仏に毛が生えるのは自然なことであるが、特に首元に目立つ毛が生えていると気にする方もいる。
私のところにも首周辺の脱毛をしたいという男性相談者は多い。
首元は人から見られやすい場所であるため、毛があると「どうしても気になる」という人もいる。
また、顔や首がツルツルとしていると、清潔感が増すと感じる人もいるため、喉毛を処理したいと思うのは自然なこと。
ちなみに少し余談だが、女性の場合でも、ホルモンバランスによっては喉毛が生えることがある。
基本的に女性は男性ホルモンの量が少ないが、ホルモンバランスが変化することで、わずかに男性ホルモンが影響し、首元に細い毛が生えてくることがある。
ただ、男性と比べると毛の量や太さは少なく、ほとんど目立たないケースが多い。
このように、喉仏の毛が生えるのは自然な現象であるが、見た目や清潔感を気にする方にとっては、処理したくなることがあり、あなたもそのうちの一人だろう。
喉仏含む首全体の医療脱毛ができるメンズ脱毛クリニックとは
実は、喉仏含む首全体の医療脱毛ができるメンズ脱毛クリニックが存在する。
それは、ゴリラクリニックだ。
ゴリラクリニックでは、厚生労働省が認可した医療レーザー機器を用い、特に男性の太く根深い毛に適したレーザー出力で脱毛を行っている。
さらに、首や喉仏周辺は痛みを感じやすいため、クリニックには「笑気麻酔」や「麻酔クリーム」といった痛みを和らげる手段も用意されており、安心して施術を受けられる環境が整えられている。
喉仏の毛が一本から数十本の場合は「針脱毛」や「美容電気脱毛」が最適
喉仏の毛が少数であったり、特定の毛だけを確実に処理したい場合、針脱毛（または美容電気脱毛）が効果的である。
例えば、メンズTBCが提供する「スーパー脱毛（美容電気脱毛）」は、毛を1本ずつ確実に処理できるため、自然なデザイン調整や部分的な処理に向いている。
美容電気脱毛のメリットは、メラニン色素に関係なく脱毛できる点で、白髪（医療レーザー脱毛では反応しないため効果なし）や産毛にも対応可能である。
さらに、施術した毛が再生しにくくなるため、毛量が少なく、特定の箇所のみを処理したい方に適した方法といえる。
特に喉仏周辺のようなデリケートな部位において、1本ずつ丁寧に処理する美容電気脱毛は、より確実で自然な仕上がりを目指す方におすすめである。
まとめ
喉仏を含む首周辺の脱毛は、甲状腺が近くに位置しているため、特に安全性が重要視されるデリケートな施術である。
一般のサロンではリスクが高いため、医師が在籍し、厚生労働省が認可した医療レーザー機器を用いる医療機関での施術が安心だ。
医療機関では、男性の太く根深い毛に合わせた出力調整が可能で、より効果的かつ安全に脱毛が行える。
首全体を含む脱毛を希望する場合、ゴリラクリニックのような男性専門の医療脱毛クリニックが適している。
ゴリラクリニックでは、首や喉仏周辺の敏感な部位にも対応した医療レーザー脱毛が提供されており、痛みを軽減するための麻酔オプションも整えられているため、安心して施術を受けられる。
喉仏周辺の毛が少量の場合には、美容電気脱毛（針脱毛）も有効だ。
メンズTBCが提供する美容電気脱毛は、1本ずつ丁寧に処理できるため、デリケートな部位や少数の毛の処理に向いている。
さらに、美容電気脱毛はメラニンに関係なく処理ができるため、白髪や産毛にも対応可能で、施術後に再生しにくい特徴がある。
このように、喉仏や首全体の脱毛を考える際には、安全性や仕上がりにこだわり、医療機関での医療レーザー脱毛や、少量の毛を確実に処理できる美容電気脱毛を選択することが理想だ。
