「脱毛を始めたいがお金がない」という方は多い。
特に全身脱毛は高額になることが多く、一度に支払うのは難しい。
実際に、私のところに脱毛相談いただく半数以上の男性はローンという考えを持っている。
この記事では、お金より大切なもの、自己処理のデメリット、激安プランの注意点、部位脱毛のメリットなどを解説していく。
読み終えるころには、お金がないあなたでもきっと脱毛を今すぐ始めたくなっていることだろう。
脱毛するお金がない場合はローンを活用する
脱毛のお金がない人はローンを組む人が多い
「脱毛を始めたいが、まとまったお金がない…」という方は意外と多く、実際にそうした方々の多くが「ローン」を利用している。
ローンを活用すると、例えば30万円の全身脱毛プランを月々1万円ずつの分割払いで進めることができるため、無理なく支払いが可能となる。
また、美容ローンや医療ローンは低金利に設定されていることも多く、負担を最小限に抑えて脱毛を進められる。
こうしたローンを利用することで、自己処理にかかる手間や肌トラブルから早めに解放されたいと考える方々が、脱毛を決断しやすくなっているのだ。
ちなみに、クレジットカードは必要なく、
- 本人確認書類(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード、パスポートなど)
- 通帳
- 届出印(銀行口座開設の手続きをした際に押印したハンコ)
の3点を脱毛店のカウンセリング時に持参していき、30分(脱毛店が提携しているローン会社によって変動)ほどの書類審査が通れば、すぐに脱毛スタート可能となる。
実は、とてもかんたんなので安心してほしい。
ローンを組んで後悔することはあるのか?
私は、これまで多くの男性相談者の意見を聞いてきたが、実際に脱毛でローンを組んだことを後悔しているという声は少ない。
むしろ、多くの方が「もっと早く脱毛を始めていればよかった」と満足しているのが現状だ。
理由を聞いてみると、自己処理にかかる手間や肌トラブルから解放されることが挙げられる。
たとえば、毎朝5〜10分かけてカミソリでムダ毛を処理していた人が、脱毛後はその手間が不要になり、年間で数10時間もの時間を節約できる。
どれだけ時間節約できるか計算してみた。
前提条件
- 毎朝のムダ毛処理にかける時間:5〜10分
- 年間365日処理を行うと仮定
計算
- 毎朝5分の自己処理をする場合:5分×365日=1825分→30.4時間/年
- 毎朝10分の自己処理をする場合:10分×365日=3650分→60.8時間/年
また、カミソリ負けや毛穴のブツブツといった肌トラブルもなくなり、肌の見た目も格段に向上したと感じる人が多い。
実際に、全身脱毛の費用を分割で支払い、早期に自己処理から解放されたという男性相談者からは、「ローンの月々の支払いは確かにあるものの、自己処理に費やしていた時間や肌荒れのストレスを考えれば、むしろ安い買い物だった」という意見もあった。
実は、自己処理を続けた場合のシェーバー代や除毛クリーム代なども積み重なれば意外と高額になり、長期的には脱毛に投資する方がコストパフォーマンスが良いと実感する方もいる。
まとめると、ローンを組んででも早めに脱毛を済ませたことで、時間的・精神的なストレスが大幅に軽減されたと感じている人が圧倒的に多いのが現状だ。
ローン金利はいくらくらいかかるのか?利息を出してみた
医療ローンや美容ローンの金利は、一般的に年利3%から15%ほどが相場である。
この範囲は、ローン会社や利用者の信用情報、借入額によって異なる。
以下に、金利が具体的にどの程度の負担になるか、具体例を挙げて計算してみた。
例1:年利8%で50万円を借りた場合(5年返済)
- 借入額:50万円
- 年利:8%
- 返済期間:5年(60か月)
この条件で計算すると、月々の返済額は約10,138円、総返済額は約608,280円となる。つまり、元金の50万円に対し、5年で約10万円の利息が加算される計算である。
例2:年利12%で30万円を借りた場合(3年返済)
- 借入額:30万円
- 年利:12%
- 返済期間:3年(36か月)
この条件では、月々の返済額は約9,982円、総返済額は約359,352円となり、元金の30万円に対して約6万円の利息が発生することになる。
これは、あくまで例であり脱毛店のカウンセリングでは1円単位でスタッフが計算してくれるので、一度気になる店舗で話を聞いてみよう。
お金がないため自己処理に逃げるのはありか?
「脱毛にはお金がかかるから、自己処理で済ませてしまえばいいのでは?」と思う方もいるかもしれない。
しかし、この考えはおすすめしない。
なぜなら、自己処理を繰り返すことで、以下3点の問題が生じやすくなるからだ。
- 時間の浪費
- 肌トラブルのリスク
- 長期的な費用負担
1. 時間の浪費
先ほども解説したが、毎朝5〜10分の自己処理を続ける場合、年間で30〜60時間を費やしていることになる。
この時間を、何年間も費やすと考えれば、その積み重ねはさらに大きい。
1日5分のヒゲのムダ毛処理を30年続けた場合、約912時間(38日)あなたの大切な時間を失うことになる。
これがクリニックの医療レーザー脱毛にした場合はどうなるだろうか。
例えば、1回の施術時間が30分だとすれば、5回(個人差はある)で完了した場合たったの2時間半。
なんと、912時間が2時間半にも短縮された。
そして、そこから死ぬまで基本的にほぼ放置で良いのだ。
2. 肌トラブルのリスク
自己処理では、カミソリや除毛クリーム、シェーバーなどが主に使われる。
これらは一時的にはムダ毛を処理できても、肌への負担が大きい。
たとえば、カミソリの場合、頻繁に刃が肌に当たるために肌荒れや乾燥を招きやすく、特に以下のようなトラブルが発生しがちだ:
- カミソリ負け:刃が皮膚表面を傷つけ、赤みやかゆみを引き起こすことがある。
- 埋没毛:剃った後、毛が皮膚の下で成長し、ポツポツとした見た目になったり、炎症を起こしたりする。
- 乾燥:カミソリでの処理は皮膚表面の水分や油分を奪い、乾燥やかさつきの原因となる。
私自身も、脱毛を始める前はカミソリを使った自己処理を続けていたが、肌が敏感になり、保湿しても乾燥が改善しなくなるなどのトラブルが増えた。
結果的に自己処理では肌の悩みが増してしまい、理想の肌には程遠かった。
3. 長期的な費用負担
一見、自己処理は経済的な方法に思えるが、カミソリや除毛クリームの購入費用も年単位で積み重なれば馬鹿にならない。
たとえば、1ヶ月に1,000円分の除毛グッズを使用している場合、年間で12,000円の費用がかかる。
これを30年続けると36万円にもなるため、脱毛に投資するほうが、長い目で見ればコストパフォーマンスが良いことも多い。
500円や980円などの激安体験は本契約への入口になることが多いので注意
近年、脱毛サロンでは「500円でワキ脱毛体験」といった激安プランが増えている。
また、「980円で1回限りのヒゲ脱毛」というのもある。
SNS広告や動画配信広告などでよく目にする人も多いだろう。
こうしたプランは、脱毛が初めての人に気軽に体験してもらうための入り口として設定されていることが多く、基本的には「本契約の前にサービスを試してもらう」という目的がある。
たとえば、ワキ脱毛が500円で提供されている場合、500円だけでワキの脱毛が完了するわけではなく、「500円で1回だけの施術を体験」する形が一般的である。
脱毛は一度で完了するものではなく、通常は数回以上の施術が必要だ。
そのため、1回ごとに支払って通い続けると、総額が思った以上に高額になることがある。
さらに、初回の体験が終わった後、脱毛サロン側からは「もっと長く通ってツルツルにしましょう」や「気になる部位もついでに脱毛してみませんか」といった案内を受けることも少なくない。
これによって、追加で他の部位の脱毛や、複数回セットの契約を勧められることが多くなるため、最終的な総額が当初の想定よりも大幅に増えるケースがあるのだ。
激安プランは、脱毛の効果や雰囲気を確認するためには有効なものの、本契約への誘導であることを理解しておくことが大切である。
自分が本当に必要とする脱毛部位や回数を慎重に考え、総費用やプラン内容をよく確認した上で、本契約するかどうかを判断することが重要だ。
とりあえず部位から脱毛スタートするのがおすすめ
全身脱毛をいきなり始めるには費用面で負担が大きく感じられることも多い。
そのため、まずは気になる部位から始める「部位脱毛」がおすすめだ。
たとえば、ワキやヒゲなど、自己処理が頻繁な部位を選ぶと、1回数千円〜数万円程度からスタートでき、コストを抑えつつ脱毛の効果を実感しやすい。
一例として、ヒゲ脱毛は数回のコースで数万円から提供されていることが多く、ワキや腕の脱毛も数万円から始められるため、費用を分散しやすい。
また、これらの部位脱毛では回数ごとの割引が設定されることがあり、追加施術も割引価格で受けやすい点も魅力である。
さらに、ヒゲなどは施術回数が多いほど効果が上がるため、10回以上の施術が必要になるケースも。
これにより、自分に必要な回数や予算を見極めながら脱毛を進められる。
部位ごとに予算を調整できるため、全身脱毛の契約前に脱毛効果やクリニックの対応を確認するのにも適した方法だ。
まとめ
脱毛は費用負担があるため、工夫して始めるのが大切だ。
- ローンの活用:月々の分割払いで、無理なく支払える方法を選ぶと安心。
- 自己処理のリスク:自己処理は肌トラブルや時間の負担が大きく、脱毛の方が長期的にお得。
- 激安体験はお試し:500円や980円の体験プランは本契約への入口なので、総額も含めて検討する。
- 部位脱毛からのスタート:ワキやヒゲなど頻繁に処理する部位から始めると、コストを抑えつつ効果を実感しやすい。
自分に合ったプランと支払い方法で、計画的に脱毛を進めよう。