Motto(モット)の脱毛は、あくまで「抑毛」を目的とした光脱毛であり、医療レーザー脱毛のような永久脱毛効果は得られない。
この記事では、Motto(モット)の光脱毛の仕組みや抑毛効果、医療レーザー脱毛との違いについて解説しているので最後まで読んでほしい。
Motto(モット)の脱毛は効果ないのか?
Motto(モット)の脱毛効果
Motto(モット)の脱毛は、光脱毛技術により毛の成長を抑える「抑毛」を目的としている。
この方法では、光エネルギーが毛根に照射されることで毛の成長が抑えられ、回数を重ねるごとに毛が細く柔らかくなるとされるが、医療レーザー脱毛のように毛根を破壊するものではないため、永久脱毛効果は得られない。
そもそも、Motto(モット)のような脱毛サロンで毛根を破壊する行為は医師法第17条に抵触する恐れがあるので、一時的に毛を弱らせるパワーしか出力できない。
以下に示す行為は、医師が行うのでなければ保健衛生上危害の生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反すること。(1) 用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為
厚生労働省(医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて)
そのため、何回通ったとしても基本的には元の毛の状態に戻ることになる。
効果を感じたという以下の口コミはMotto(モット)に通っている間の可能性が高そうだ。
スポーツ選手スポーツをしているので肌を露出することが多いのですが、自信をもって肌を見せることができます。毎日のヒゲ剃り時間がかなり短縮されました。男性なので最初は不安でしたが、アットホームなお店なのでとても通いやすいです。一度の脱毛で効果をすごく感じ、通わせていただいてます。
20代 夫婦仲良く夫婦でMottoを利用させていただいております。最初は私が1人で通っていたのですが、店内の雰囲気とスタッフさん達が優しかったので彼に脱毛を進めました。最初は乗り気ではなかったのですが、今では2人でフェイシャルエステと全身脱毛でお世話になっています。笑
Motto(モット)の脱毛機の特徴
Motto(モット)の脱毛機は、自社開発のSHR(蓄熱式)式脱毛機であり、約2年の開発期間を経て完成したものである。
このSHR式脱毛は、従来の脱毛方式とは異なり、毛根そのものではなく、「バジル領域」と呼ばれる、毛の生成を指示する部位と毛包自体にダメージを与えることで、抑毛効果を得る仕組みだ。
SHR式脱毛は、毛の成長期に依存しないため、毛周期を気にせず、短期間での照射が可能。
これにより、数ヶ月ごとに間隔を空ける必要がないため、通常よりも早いペースで脱毛が完了しやすくなる点が特徴である。
さらに、SHR方式には以下の特徴がある。
- 産毛や日焼け肌にも対応:毛質や肌質を問わず、細かい産毛や日焼けした肌にも照射できる。
- 痛みが少ない:低温でじんわりと温めながらダメージを与えるため、痛みを最小限に抑える。
- スピーディーな施術:ジェルを使わないため、照射準備や施術がスムーズに行われる。
このように、SHR脱毛機は幅広い肌質と毛質に対応し、施術スピードと痛みの軽減に優れた特徴を持っていることが、Mottoの脱毛機の特長だ。
効果を求めるなら光脱毛より医療レーザー脱毛を選ぼう
実は、SHR(蓄熱式)方式の脱毛には、光脱毛と医療レーザー脱毛の両方が存在する。
どちらも毛根ではなく、バジル領域(毛の成長指令を出す部分)や毛包(毛根を包んでいる皮膚の組織)に熱ダメージを与えて抑毛・脱毛を図る仕組みであるが、両者の効果には大きな違いがある。
光脱毛のSHR方式では、バジル領域と毛包に低温で熱を加え、毛の成長を抑制することで「抑毛」を目指すが、医療機関でのみ提供される医療脱毛のSHR(蓄熱式)は、より高い出力でバジル領域と毛包自体にダメージを与え、永久脱毛を目指すことが可能だ。
したがって、早く確実な脱毛効果や長期的な効果を求める場合は、医療機関で提供されるSHR方式の医療レーザー脱毛が適している。
光脱毛のSHRは痛みが少なく肌に優しいため、手軽に抑毛ケアをしたい人には選択肢となるが、永久的な効果や仕上がりを重視する場合には医療レーザー脱毛を選択しよう。
まとめ
Motto(モット)の脱毛は、光脱毛のSHR方式を採用し、バジル領域や毛包に熱ダメージを与えることで抑毛を目指す仕組みだ。
医療レーザー脱毛とは異なり、毛根を破壊することなく毛の成長を抑えることを目的としているため、毛周期を気にせず短期間での施術が可能である。
したがって、通いやすく痛みが少ない点が特徴だが、永久脱毛の効果は得られない。
一方、永久的な脱毛効果を求める場合には、医療機関で提供されるSHR方式の医療レーザー脱毛が適している。
医療機関のSHRでは、より高い出力でバジル領域にダメージを与えられるため、毛の再生を防ぐ効果が期待できる。
Mottoの脱毛機は、産毛や日焼け肌にも対応し、痛みが少ないため、手軽に抑毛ケアを行いたい人にとって選択肢の一つとなるが、永久的な脱毛効果を求める場合には医療レーザー脱毛も検討することが必要だ。