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【閲覧注意】脱毛とタトゥーどっちが先か?答えは脱毛

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今までに、2,193名の脱毛相談対応の実績あり。

光脱毛、医療レーザー脱毛、針脱毛を経験済み。その甲斐あってよく女の子から「私以上に美肌(または卵肌、陶器肌、ツルツル肌など)だ」と言われます。ここだけの話、それだけでめちゃくちゃモテる...。

気になる脱毛店があれば、遠くても(今までだと片道6時間が最大)かけて施術しにいきます。

私自身、脱毛サイトを他に3サイト運営しており、当サイトは私の実体験や経験を中心に執筆しています。

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医療レーザー脱毛もタトゥーも、施術後の効果が半永久的に残るため、順序や方法を誤ると、後々のメンテナンスが困難になり、肌トラブルを引き起こすリスクが高まる。

本記事では、タトゥーを入れる前に脱毛を済ませるべき理由、タトゥーがある部位に適した脱毛方法、さらにタトゥー除去と脱毛の違いについて解説する。

脱毛とタトゥー(入れ墨・刺青)どっちが先か?答えは脱毛

脱毛してからタトゥーを入れるのが正解である

タトゥーを入れる前に脱毛を完了させておく必要がある。

痛がっている表情をしている男性

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【疑問】脱毛とタトゥーどっちが痛いのか?答えはタトゥー

なぜなら、タトゥーの上に医療レーザー脱毛や光脱毛を施すことは、ほぼ不可能だからである。

これらの脱毛方法は、基本的に黒い色素に反応する仕組みであり、肌の黒いインク部分にレーザーが当たると、インクの部分が熱を吸収し、火傷や色素沈着を引き起こすリスクが極めて高い。

つまり、タトゥーの部分にレーザーを当てると、肌トラブルの原因となる可能性が高く、医療機関でもこのリスクからタトゥーがある部分への照射は通常断られる。

私に相談いただく方でも、タトゥーが原因で「脱毛が不可能になった」というケースが多かった。

(今のところ、タトゥー部位の脱毛許可がおりたのを聞いたことがない)

たとえば、腕や脚、胸など毛が目立ちやすい部位にタトゥーを先に入れてしまい、後から「毛が気になるので脱毛したい」と希望しても、施術を受けるたびに「タトゥー部分を避けて照射する」という制限がついてしまう。

また、脱毛しないままタトゥーを入れてしまうと、結果としてタトゥー部分の毛が残ったままになるケースが多く、タトゥーのデザインや見た目を損なう恐れもある。

タトゥーの色が映えるように見せたいと考えるなら、先に脱毛を完了させておくことで、デザインも綺麗に映え、メンテナンスも楽になる。

したがって、後々のトラブルを避けるためにも、まず脱毛を済ませてからタトゥーを入れるのが最も理想的な順序といえるのである。

医療脱毛でタトゥーOKのクリニックはあるのか?結論として難しい

「タトゥーがあっても医療脱毛できるクリニックはあるのか?」と尋ねられることが多いが、結論としてタトゥー部分への照射が可能な医療脱毛クリニックはほとんどない。

一部のクリニックやサロンでは「タトゥーOK」と謳っている場合もあるが、実際にはタトゥー部分には施術を行わず、その周囲のみの対応に限られることがほとんどである。

タトゥー部分の毛が気になる場合、医療レーザー脱毛ではなく、一本ずつ毛穴に針を入れて処理する針脱毛(電気脱毛)を検討するのが現実的である。

【閲覧注意】タトゥー部分に脱毛のレーザーが当たり火傷を引き起こした事例

タトゥー部分にレーザー脱毛が誤って当てられると、肌に大きな損傷が生じ、深刻な火傷やタトゥーのデザインの破損が起こる危険がある。

海外の事例となるが、カナダのバンクーバーに住むジェナ・バインドさんのケースがある。

タトゥー部分に脱毛が当たってしまった状態
出典:CBC

バインドさんは、地元のレーザークリニックで脱毛を受けた際、タトゥー部分には絶対にレーザーを当てないという条件で施術者と事前に合意していた。

初めの2回の施術では問題がなかったが、3回目の施術で、施術者が誤ってレーザーをタトゥーの上に照射してしまった。

この瞬間、彼女は「非常に鋭く強烈な痛み」を感じ、その場で異常を訴えた。

その後、帰宅したバインドさんのタトゥー部分は次第にひどくなり、火傷による水ぶくれができ、数日後には肌が破れて大きな傷となり、タトゥーの一部が剥がれ落ちてしまった。

彼女によると、タトゥーの中央部分まで焼けて深い傷ができ、数ミリメートルの深さにまで達したという。このようなケースでは、タトゥーの黒いインクがレーザーの光を吸収し、通常よりも強い熱が発生するため、火傷やインクの色抜け、タトゥーデザインの歪みが発生しやすい。

この事例は、タトゥー部分にレーザー脱毛を照射することがいかにリスクを伴うかを物語っている。

タトゥーがある場合は必ず施術者に伝え、タトゥー部分を厳密に避けて照射するよう念押しすることが重要である。

脱毛とタトゥー、どちらが痛いか

脱毛とタトゥーどちらが痛いかの図

脱毛とタトゥーの痛みについて、私も質問をいただくことが多いが「タトゥーの方が痛みが強いと感じる」という方が多いように感じる。

脱毛とタトゥーの痛みの違いをまとめてみた。

脱毛の痛みについて

特に、医療レーザー脱毛の痛みは「ゴムで弾かれたような一瞬の刺激(厳密に言うと熱破壊式)」にたとえられることが多い。

レーザーは毛根の黒い色素に反応して熱を発生させる仕組みであり、その瞬間にピリッとした痛みを感じる。

だが、この痛みはあくまで瞬間的なものである。

また、医療機関では麻酔クリームや笑気麻酔の使用、また冷却機能がついたレーザー機器の導入が進んでおり、痛みを軽減する手段が整っている。

そのため、痛みはあるが一瞬であり、耐えやすいのが脱毛の特徴である。

タトゥーの痛みについて

タトゥーの施術は、針でインクを皮膚に何度も刺し入れていく作業であるため、痛みが深く、継続的である。

特に骨に近い部分(鎖骨や肋骨周辺)や皮膚が薄い部分(手首や足首)は、針が骨に響くような感覚で痛みが増しやすい。

また、デザインが大きいほど施術にかかる時間も長くなり、数時間にわたって針で刺され続けることもあるため、強い痛みに対する忍耐力が要求される。

また、基本的に彫り師は医師免許を持っていないので麻酔を使用するのは違法なため、痛みは我慢するしかない。

タトゥーの痛みは強く長く続くため、心構えと痛みに対する覚悟が求められるのが現実である。

脱毛していない部分にタトゥーをしてしまった場合は針脱毛・美容電気脱毛で解決

「タトゥーを先に入れてしまい、後から脱毛が必要になった」というケースも少なくない。

このような場合、残された選択肢は「針脱毛」や「美容電気脱毛」のみである。

針脱毛と美容電気脱毛は、どちらも毛穴に針を差し込み、電気の力で毛根を破壊することで永久脱毛を実現する方法だ。針脱毛は医療機関で、美容電気脱毛はエステサロンで提供されている。

タトゥー部分にレーザー脱毛や光脱毛を施すことはできないため、針脱毛(美容電気脱毛)が唯一の解決策となる。

針脱毛(美容電気脱毛)は毛穴に一本一本針を差し込み、微細な電流を流すことで毛根を直接破壊する方法で、レーザーと異なり黒い色素に反応するわけではないため、タトゥーがある部位にも施術が可能である。

(ちなみに、タトゥー部位に毛が生える場合も、同じく針脱毛(美容電気脱毛)がおすすめ)

針脱毛(美容電気脱毛)のメリットは以下の通りだ。

  1. 確実な毛の処理:毛穴一つ一つに直接アプローチするため、毛根を完全に破壊できる。レーザー脱毛では処理できないタトゥー部分の毛も、針脱毛であれば確実に取り除くことが可能である。
  2. 再生率が低い:針脱毛は永久脱毛として認められており、毛の再生率が非常に低い。タトゥーを入れた部分は特に再生が望ましくないため、針脱毛が最適な選択といえる。
  3. タトゥーに影響が出ない:レーザーや光脱毛はタトゥー部分に照射できないが、針脱毛はインクに反応しないため、タトゥーの色や形に影響を与えることなく施術できる。

しかしながら、針脱毛(美容電気脱毛)はデメリットもある。

  • 高額になりやすい:針脱毛は毛穴ごとに針を挿入して処理するため、広範囲の脱毛には時間がかかり、その分コストも増えやすいです。施術範囲が広いと数十万円に達することもある。
  • 施術時間が長い:一本ずつ処理するため、広範囲や毛量が多い部位では、1回の施術が数時間~数十時間に及ぶこともある。
  • 痛みがある:針を毛穴に挿入し電気を流すため、特に敏感な部位では痛みが強いと感じることがある。医療レーザー脱毛より痛みを感じる人もいるくらいだ。

針脱毛(美容電気脱毛)は、少ない本数の処理はおすすめだが、広範囲になると比例して料金や時間もかかるので、注意が必要だ。

医療レーザー脱毛や光脱毛でタトゥーは消えるのか

結論として医療レーザー脱毛や光脱毛でタトゥーを消すことはできない。

これらの脱毛方法は、毛根の黒い色素(メラニン)に反応するための特別な波長で設計されており、毛を処理することが目的である。

タトゥーのインクが入っている部分に照射しても、インクが十分に除去されることはない。

タトゥーを消すためのレーザーとは異なる

タトゥー除去に使われるレーザー、例えばピコレーザーやQスイッチレーザーは、タトゥーのインクを効率的に分解するために特別に設計されている。

これらのレーザーは、タトゥーインクの色素にのみ反応するように特殊な波長の光を使用するため、皮膚にダメージを与えることなくインクだけにアプローチできる。

具体的には、ピコレーザーやQスイッチレーザーが照射されると、タトゥーのインクはこの光を吸収し、瞬時に細かい粒子に分解される。

これらの粒子は時間をかけて体内の自然な代謝によって少しずつ排出されるため、タトゥーが徐々に薄くなっていく仕組みである。

これにより、ピコレーザーやQスイッチレーザーはインクの色素を直接分解する一方で、肌への負担を最小限に抑えながらタトゥーを薄くすることが可能となっている。

脱毛用レーザーはこの仕組みが異なるため、タトゥー除去には全く適していない。

このように、医療レーザー脱毛や光脱毛ではタトゥーは消えないので安心してほしい。

まとめ

タトゥーと脱毛の両方を検討している場合、最も安全かつ効果的な順序は先に脱毛を完了させることである。

タトゥーの黒いインクは医療レーザー脱毛や光脱毛に強く反応するため、タトゥー部分への照射は火傷や色素沈着、タトゥーのデザイン破損といったリスクを伴う。

このため、ほとんどのクリニックではタトゥー部分の脱毛を断っている。

タトゥーがある部分にどうしても脱毛が必要な場合は、毛穴ごとに直接処理を行う針脱毛(美容電気脱毛)が推奨される。

この方法はタトゥーのインクに反応せず、肌への負担が少ないが、施術に時間がかかりコストも高額になりやすい点に注意が必要である。

また、タトゥー除去を考える場合、ピコレーザーやQスイッチレーザーといったタトゥー専用の機器が用いられる。

これらは脱毛用のレーザーとは異なり、タトゥーのインク色素にのみ反応してインクを分解するため、少しずつタトゥーを薄くすることができる。

一方、脱毛用レーザーはこの目的には適していないため、タトゥーを消す効果は期待できない。

脱毛とタトゥーはどちらも慎重な計画が必要な施術である。後々のリスクやメンテナンスの手間を考慮し、脱毛を済ませた上でタトゥーを入れるのが最も理想的なアプローチである。

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